今年のお正月に能登半島で大きな地震がありました。8月には宮崎県でも大きな地震がありました。これから台風シーズンもやってきます。
施設で今できることはなにか、災害がおきたときにどうやって利用者さんたちを守るのか、地域の方たちにも協力してもらうことはできないか、そんなことを考えながら、災害訓練を計画しました。
今回は「食べること」を主眼に、賞味期限の迫っている非常食を使い、地域の方にも参加してもらって、非常食試食会をおこないました。
利用者さん(作業班や居宅訓練に参加している方)に協力してもらい非常食の保管庫の確認や、ガスコンロの使用方法、アルファ米の調理などおこないました。温かいごはんができたところで、あたためなくても食べられるカレーを配り、各々カレーをかけて試食してもらいました。普段食べるカレーとは違った食事ではありましたが、参加された方からは「美味しい」という声があがっていました。
いつも温かいご飯が食べられるわけではありません。災害に限らず、施設でなにか起きた時に、地域の皆さんと協力して、乗り越えていかなければいけません。施設の設備を活用しながら、今後も地域のみなさんと活動をしていきたと考えています。今回はご参加、ご協力いただきありがとうございました。