非常食の消費期限の迫ったものを利用して非常食の実習をおこなっています。
職員が少ない状況を想定して、利用者さんに非常食の保管場所の確認、搬送、他の利用者に配布して食べていただくところまでおこないます。
担当する利用者さんもテキパキと動き、安心して任せることができそうです。
災害時は温かいものが食べれる保障もないので今回は常温のおかゆをその場で食べていただきました。冷たいおかゆ…それなりに美味しかったようですが、温かかったらもっと美味しいのにと感じたと思います。
今回は地域の方や、施設を退所した利用者さんにも呼びかけて、参加していただきました。ガスコンロの使いお湯をわかして、非常食を温め、それを食する。短い時間でしたが地域の方や、退所した方の近況などもお話できて、とても実りある実習となりました。
非常食を使うことがなかったことに感謝しながら、もし災害があった時に地域のかたにも避難場所を提供できるように、今後も地域交流を続けていきたいと思います。